コンマ3秒の刹那

一介のおたくの雑記

ドグマ的なアレ

 

「素直な気持ちで推しを推せなくなる」という苦しみを抱えて、はや2年ほど経ちます。

 

私の場合、ミーハーな気持ちでかわいい!かっこいい!って言っているうちは別に何ともないし、めちゃくちゃ楽しい!最高!って思ってるんですけど、ある程度推している期間が長くなってくると、どんどん心が荒んでいくのを感じるようになりました。

推しに会いたいからチケット取る!とかじゃなくて、嫌いな同担に負けたくないから意地でも推し続けるみたいな。

 

冷静になるとこれ、時間もお金もすごく無駄だなっていうのはよくわかるんですけど、如何せん溢れる思いは止められない。

もやもや…もやもや…しながら推しの舞台を観て、推しのイベントに参加して。

 

(何だかんだ舞台の上の推しを見たり、推しと話したりするとめちゃくちゃ楽しくて幸せだから行って良かったって思うんですけどね。)

 

私は別に同担拒否とかそこまで過激なタイプではなかったんですけど。とにかく最近の推し関係はチケットが激戦…。

行きたい公演、行きたいイベントのチケットを確保するのに物凄く神経も気力も使い果たしてしまうんですよね。こうなってくると気になるのは同担の存在。

 同担で仲の良い友人は何人かいます。私はもっぱら現場で知り合って気が合うなって思った人とだけ仲良くするタイプなので、この数人の友人とは凄くわかり合えている(…と、思っています)。

 

でもやっぱり現場で知り合った人とでも、「うわ、絶対この人苦手だ…」とか「何となく気が合わない」って思う人はわんさかいます。そういう人たちを見ていると、その人のフォロワーだとかで名前は知っているおたくがじわじわ増えていくんですよね。

そうこうするうちに知っているおたくのツイート(引用RTとか空リプとかいいねしました!とかで目につきますよね)なんかが目につくようになって。気付いたら他のおたくのことも気になってTwitterで検索したり、推しへのリプ欄をくまなく読み込んだり。

今の推し推して数年経ちますが、この数年のうちに一方的に知っているおたくたちのツイートを読み漁るのが日課になってしまいました。これだからおたくはきもい。自覚してます。

 

世の中にはまぁ色々な人がいるわけで。一方的に監視しているくせに一方的に嫌いになることもざらにあるんですよね。それなら監視しなければいい!という人もいるんでしょうが、私はもっぱら嫌いな人の一挙一動がどうも気になってしまう性分みたいなので、やめられないんです。

一方的に嫌いになっている人の大半は自分より歴の浅い人。自分より明らかに公演もたくさん入っててしっかりお金落としてるなって人には基本的には何も言わないし言わないし、何も思いません。というよりそんな人に対して私が何か言っても100%嫉妬でしかないのはわかりきっているから。

そういうところが弁えられない人って本当に多くって、何よりもそのことに気付いていない人がほとんどだと思うんです。

 

自分より歴も浅くてお金も落としてないような人たちが「推しのこと、わかってます!」みたいな発言をするのがまぁ~~~許せない!不愉快!他にも不愉快ポイントはたくさんあるんですけど、一番はこれかな…。

 

まあとにかく、そんなこんなで一方的に嫌いな同担、DDおたく達が増えてきたわけです。そんな嫌いな人たちにいちいち心乱されて、チケットの当落に一喜一憂して。数年前の無邪気な幸福感を得られる機会というものがどんどん少なくなってきました。

そんな中で私のモチベーションを支えているものの1つが「あいつらには負けたくねぇ」という不純な動機になってしまいました。推し、ごめんな。

 

こんな邪な感情を原動力にして推しを推すことになってしまいましたが、それでも推しは毎日尊いし輝いている。たとえ動機は不純でも、推しを好きな気持ち自体は数年前からも色褪せてないし強くなっていく一方です。むしろ推しへの思いが強くなってしまった分、心が荒んでしまったのかな、とかも思ったり。

 

あーーーやっぱり心がぐちゃぐちゃだから文章にしても全くまとまらないし矛盾だらけだな!

たまにはこうやってモヤモヤしたことを吐き出すのも大事!のはず。明日からはまたポジティブな気持ちで毎日過ごせますように!